臨床研究

臨床研究

日本人のための糖尿病治療エビデンスの構築・発信

陣内病院では、昭和52年(1977年)の開設から今日まで40年弱で、4万人を超える糖尿病患者さんを診療し、すべての診療録を保管しております。その臨床経験と最新の治療学の知見をもとに、患者さんひとりひとりに最適な治療を提供するための臨床研究を行い、その成果を日本人の治療エビデンスとして国内外に発表いたしております。

現在、実施中の試験

「2 型糖尿病患者に対するスマートフォンアプリを用いたグリコアルブミン(GA)自己モニタリングシステムの有用性に関する研究:無作為化、非盲検、非介入群対照、単施設臨床研究」に参加された患者様へ 調査ご協⼒のお願い
「Cdkal1 に関する先⾏の臨床研究(「tRNA 修飾異常による神経障害発症に関する臨床研究)」に参加された患者様へ
院長

研究にあたっては、まず患者さんの意志が尊重されます。

これらの臨床研究は、当院の患者さんにとって有益と院長が判断したものについて、治験審査委員会、倫理委員会にて研究の倫理性、安全性、科学的妥当性を審査の上、当院での実施を決定しています。
実施が決定された新しい治療や薬が適合すると考える患者さんに対しては、担当医とCRC(治験コーディネーター)が内容を詳細にご説明し、患者さんの同意のもと、日本における治験の基準であるGCP省令(臨床試験の実施の基準に関する省令)に則って適正に実施されます。

尚、こうした研究実施にあたっては、まず患者さんの意志が尊重されることが大前提です。担当医から勧められた臨床研究については、ご遠慮なく、断っていただいても構いませんし、断った後に担当医の診察を受ける際に差し障りが出るようなことは絶対にありませんので、ご安心ください。