先日、患者さんから、
「Googleマップの陣内病院の写真が廃墟になっとるよ」
との通報があり。
Googleマップって、
ネットに上がっている閲覧率の高い関連写真を
Googleのシステムが自動で引用してリンク表示する仕様なんだそうで。
確かに、病院公式ブログ再開以降、
記事が熊本震災からの復旧過程を紹介するネタばかりでしたし、
ここ半年の間は、地震被害の一番ひどい写真に、
自院の地震対策を検討したい全国各地の医療機関の注目が集まっていたことを思えば、
Googleマップの写真が廃墟onlyとなってもやむなし、なのでした。
先日、ようやくGoogle本社にブログ写真の引用を止めていただきまして、
正しい病院外観をup、
補修工事完了して復活した陣内病院をストリートビューで
ご覧いただけるようになりました。
陣内病院、もう危険はないですから、
どうか安心してご来院くださいねっっ(笑)。
・・・という反省のもと、本日は当院の最新情報をご提供、です。
10月18日(火)の午後。
久しぶりに工事車両じゃない大型トラックが到着。
陣内病院の5F運動フロアの新兵器、
パワープレート(Power Plate pro6+™)であります。
高速で振動するプレートに乗っていただき筋肉に負荷をかけることで、
通常のトレーニング以上の運動効果を“コミット”するタイプの
加速度トレーニングを行うためのマシンです。
振動は、1秒間に25~50回とかなりの高速。
その振動が、前後・左右・上下と三次元で
あらゆる方向から筋肉に負荷をかけていくため、
10~15分程度のトレーニングで、
ジムでの1時間分の運動と同じ効果が期待できるのだそう。
例えば、こんな感じで
プレートの上で筋肉を伸ばせば「ストレッチ」効果が増強され、
筋肉に力を入れてテンションをかければ「トレーニング」効果が増強され、
脱力して筋肉がリラックスした状態でプレートに乗れば、
マッサージとしての「リラクゼーション」効果もある、
・・・というトレーニングマシンとなります。
整形外科のリハビリや循環器内科の心臓リハビリの現場での
活用が広がっているということで、当院でも、
「運動ができない方に使用してみてはどうだろう?」
というところから始まりまして、
普段運動できてない方が十分な筋トレができた場合に
筋力維持はもちろん、付随する様々な二次効果
〜例えば末梢血管の血流や自律神経の改善〜
への期待が高まっておりまして、
結果、
パワープレートに群がる中年男子(named by 杉山Dr)
パワープレートに群がる美魔女軍団(named by 杉山Dr)
(こうやって使うと、小顔効果、あるらしいです!)
てな状態で、スタッフ一同、大いに盛り上がったのでありました。
ここまで盛り上がるとこみると、
患者さんよりも、むしろスタッフの方が
自身の運動不足による筋力低下に密かに脅威を抱いている、
という証左のような(笑)。
「あれやった翌日、階段を上ると太ももの筋肉に、
階段降りるとふくらはぎの筋肉に、
軽い筋肉痛のような感覚があったんですよ!」
とは、今回、病院訪問時に突然捕まって取り扱い指導時のモデルにかり出され、
下肢筋力維持のためのベーシックコース約5分を体験いただきました
株式会社AのHさん談。(いつも本当にお世話になっておりますっっ!!!)
「パワープレートやった後の、足のこのもわっとした感覚って
なんか懐かしい・・・。
学生時代、部活が終わって家に帰る時の感覚に似てる!!!」
とは、稗島Dr談。
「こないだ、朝、夕やってみたけど、結構、汗でるよ!」
とは、杉山Dr談。
さらには、パワープレートで30秒間、筋肉をストレッチした
小森田病棟師長の
立位体前屈のbefore
after
おおうっ!手がついたよっっっ!!!
・・・といった感じで、結構効果、期待できそうです。
これ、ちょっと、ワクワクしませんか?
こちら、只今、試験運用中。
12月には、当院の運動療法担当スタッフが研修を受けまして、
患者さん個々の身体と病態に合わせて
パーソナルプログラムをご提供できるようになる予定であります。
今後の当院の教育入院の運動療法に乞うご期待!
このマシンの情報を過日の心臓病学会でgetし当院に導入した立役者の杉山Dr、
リラクゼーションを堪能の図。
お疲れ様でしたっっ!!!